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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、今般*1、株式会社インフェック(本社:栃木県、取締役社長:宇佐美 大地、以下「インフェック」)のアメリカ合衆国(以下「米国」)法人ESPAS, Inc. (以下「ESPAS-A」)との間で、融資金額406千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社足利銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は1,000千米ドルです。
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本件は、ESPAS-Aが米国のミシガン州において実施する電気自動車関連部品等の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです*2。
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インフェックは、自動車部品等の製造・販売を行う中小企業です。同社は、2003年7月に設立したESPAS-Aを通じて、主に北米市場向けに電気自動車関連部品等の製造・販売事業を実施しています。本融資は、こうしたインフェックの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。また、本事業を通じ、電気自動車が広く普及することで、地球温暖化防止等の地球環境保全への貢献が期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、成長力に資する地域の中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開および地球環境保全に向けた取り組みを金融面から支援していきます。
注釈
- *1
本契約は3月28日に締結済みですが、本日プレスリリースを行うものです。
- *2
インフェックの外国法人向け融資としては、2024年7月12日付プレスリリースの融資に続くものです。