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株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：林 信光）は、本日、栄光堂ホールディングス株式会社（本社：岐阜県、代表取締役CEO：鈴木 伝、以下「栄光堂HD」）のベトナム社会主義共和国（以下「ベトナム」）法人EIKODO VIETNAM COMPANY LIMITED（以下「EKD」）との間で、融資金額56百万円（JBIC分）を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は株式会社滋賀銀行および株式会社十六銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は80百万円です。
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本件は、EKDがベトナムのフンイエン省において実施する飴菓子の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
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栄光堂HDは、菓子類（キャンディやチョコレート、ゼリーなど）の製造・卸売業を主体としながら、大手菓子メーカー認可のもと商品企画・製造、OEM*1受注などを行う中小企業です。同社は、日本、中国および東南アジア諸国への地理的な近接性などを理由に、2014年に製造・販売拠点としてEKDを設立し、海外における事業の拡大を図ってきました。アジア市場において食品産業の海外展開が拡大している中、今後も、栄光堂HDはEKDを通じて、飴菓子の製造・販売事業のさらなる拡大を目指しています。
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本融資は、栄光堂HDの海外事業展開を支援することにより、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するとともに、ベトナムにおいて高品質な食品産業を展開する日本企業によるサプライチェーンの強靱化にも資するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、成長力に資する地域の中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 OEMとは、他社からの受託により、委託者のブランドの製品を製造することです。