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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、WIZZ JAPAN株式会社(本社:大阪府、代表取締役:和田 耕二、以下「WIZZ JAPAN」)との間で、融資金額100百万円(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は株式会社関西みらい銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は150百万円です。
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本件は、WIZZ JAPANがラオス人民民主共和国(以下「ラオス」)において衣料品の製造・販売事業を実施するにあたり、同社のラオス法人Bada Wizz (Laos) Garments Co.,Ltd(以下「BWG」)へ出資するために必要な資金を融資するものです。
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WIZZ JAPANは、2012年設立の衣料品の販売事業を行う中小企業です。スポーツのユニフォーム、Tシャツ、スウェットシャツなどの衣料品をメインに取り扱い、製品の受注から納品までをワンストップで提供できる強みを有し、取引を拡大してきました。同社は、2024年にBWGをグループ傘下企業とし、今般その生産能力を増強することで、製造拠点の多角化を実現しつつ、日本国内での衣料品需要に応え、さらにはスポーツ関連の需要も大きいヨーロッパ向けの輸出等、事業の多角化を目指しています。
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本融資は、本邦企業によるサプライチェーン強靱化に資するものであり、こうしたWIZZ JAPANの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。