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インドネシアにおいて日本企業が実施する自動車部品の製造・販売事業に対する融資
中堅・中小企業による海外事業展開を地域金融機関と連携して支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
  • 保証
2025年12月12日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、今般*1、大川精螺工業株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:大川 知樹、以下「大川精螺」)のインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT. OKAWA INDONESIA MANUFACTURING(以下「OID」)との間で(1)貸付契約(330億インドネシア・ルピア(以下「ルピア」)(JBIC分)限度)を締結しました。また、株式会社常陽銀行(以下「常陽銀行」)との間で(2)貸付契約(300千米ドル)および(3)保証契約(保証対象元本1,400千米ドル)をそれぞれ締結しました。上記のとおりJBICは、(1)OIDに対し直接融資を行うとともに、(2)JBICが常陽銀行と締結している、日本の中堅・中小企業の海外事業展開および日本企業の海外M&A等支援のための投資クレジットライン*2に基づき、常陽銀行に対し融資を行います。また、JBICは、(3)常陽銀行からOIDへの融資を保証対象とし、常陽銀行に対し保証を供与します。協調融資総額は約561億ルピア相当です。
      
      契約相手先 契約内容 貸付金額・保証対象元本金額
    (1) OID 貸付契約 330億ルピア限度
    (2) 常陽銀行 貸付契約 300千米ドル
    (3) 常陽銀行 保証契約 1,400千米ドル
  2. 本件は、OIDがインドネシアの西ジャワ州において実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な資金調達を支援するものです。
      
  3. 大川精螺は、精密冷間鍛造技術を用いて四輪車・二輪車向けブレーキホースの継手金具やスタッドボルトなどの特殊加工ねじ部品の製造・販売を行う中小企業です。同社は、海外展開も積極的に実施しており、タイおよびメキシコに続き、需要拡大が見込まれる東南アジア向けに自動車部品等の製造・販売強化を図るべく、2024年にOIDを設立しました。OIDでは、親会社と同様の技術を用い、日本国内と同品質の各種部品を提供することで、大手自動車メーカーのサプライヤー等から高い評価を得ています。
      
  4. 本件は、インドネシアにおける格付取得規制*3を踏まえ、常陽銀行のクロスボーダー融資に対し、JBICが保証を供与することで、大川精螺の資金調達を支援するものです。加えて、JBICがルピア建ての融資を行うことで、インドネシア政府が推進する国産品活用推進(P3DN)プログラム*4を背景としたルピア調達ニーズに対応しています。また、大川精螺の海外事業展開を支援することは、日本の産業の国際競争力の維持・向上、インドネシアでの本邦企業によるサプライチェーン強靱化に貢献するものであり、自動車産業における海外企業の投資誘致を進めるインドネシア政府の方針にも合致しています。
      
  5. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業の海外事業展開を、金融面から総合的に支援していきます。
      
注釈
  1. *1 
    JBICとOIDの間の貸付契約は12月2日付け、JBICと常陽銀行の間の貸付契約は12月8日付け、保証契約は12月12日付けで締結しています。
  2. *2 
  3. *3 
    インドネシアにおいては、2016年1月1日以降に契約締結される外貨建対外借入契約につき、借入を行うインドネシア企業がインドネシア中央銀行の認める格付機関から「BB-」以上の格付けを取得しなければならないとされています。JBICの保証付き対外借入契約の場合、格付取得義務が免除されます。
  4. *4 
    国産品活用推進(P3DN)プログラムは、国内生産品の購入・使用を優先し、インドネシアの産業の成長と投資家の利益の両方の促進を図ることを目的として実施されているものです。
     

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