- 地域: ヨーロッパ
- 資源
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、11月20日、英国法人Rio Tinto plc(以下「Rio Tinto」)との間で、鉱物資源・金属分野における協力強化に向けた覚書を締結しました。
- Rio Tintoは、世界35カ国で事業を展開する大手資源会社であり、鉄鉱石、銅、アルミニウム、リチウム等、人々の生活に不可欠な鉱石・金属や、脱炭素化やエネルギー転換に必要となる原材料を生産・供給しています。日本にとっても、Rio Tintoは長年にわたり金属・鉱物の最大のサプライヤーの1社であり、上流開発から輸送までのバリューチェーン全体において日本企業と深く関与する中、重要なビジネスパートナーとして日本企業との取り組みを強化しています。本覚書は、JBICとRio Tintoが、協力関係を強化するためのフレームワークを構築することにより、鉄鉱石・アルミニウム・銅・リチウム等の鉱物資源・金属のサプライチェーンの構築・強靱化を含む、Rio Tintoと日本企業の協業を促進することを目指しています。
- JBICは、2024年6月に公表した第5期中期経営計画において、持続可能な未来の実現や、我が国産業の強靱化を重点取組課題として設定し、カーボンニュートラルと経済発展の統合的実現への貢献や、国益に資するサプライチェーン強靱化等を取組目標に掲げています。本覚書の締結は、こうしたJBICの中期経営計画に沿った取り組みです。
- JBICは今後も、日本の公的金融機関として、鉱物資源・金属分野における重要なパートナーとの協力関係の強化等を通じて、日本企業の事業機会創出およびビジネス促進を金融面から支援していきます。






