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- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は10日、日本製鉄株式会社(以下「日本製鉄」)との間で融資金額3,700百万米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、三井住友信託銀行株式会社との協調融資により実施するもので、協調融資総額は約9,000億円です。
- 本件は、日本製鉄の米国子会社とアメリカ合衆国(以下「米国」)法人United States Steel Corporation(以下「USスチール」)の合併に伴う株式取得資金の一部を融資するものです。
- 日本製鉄は、「グローバル粗鋼生産1億トン体制」の確立を目標に掲げ、需要の拡大が見込まれ、かつ同社の技術力・商品力の競争優位性を発揮できる市場において、生産能力の増強を図る方針です。こうした方針に基づき、2025年6月18日にUSスチールとのパートナーシップを開始しています。米国は、世界第3位の鉄鋼消費国かつ高級鋼の最大市場です。日本製鉄は、今後USスチールに対し、国内製鉄市場で培ってきた最先端の操業技術・設備技術・商品技術を展開・共有することで、USスチールの競争力強化を図り、米国における高級鋼需要の取り込みを目指します。
- 本融資は、こうした日本製鉄の海外でのM&Aを金融面から支援することを通じて、日本の鉄鋼業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。また、鉄鋼は多くの産業の競争力を支える基幹産業である中、本件はそのサプライチェーン強靱化に資するとともに、我が国にとって戦略的パートナーである米国との関係においても、両国の経済・国家安全保障上の連携強化に資することが期待されます。
- JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業のM&Aを含む海外事業展開を金融面から支援していきます。





