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- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、9日、以下(1)を内容とする貸付契約を住友商事株式会社(以下「住友商事」)との間で、また、以下(2)を内容とする貸付契約を三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下「SMFL」)との間でそれぞれ締結しました。本融資は、株式会社三菱UFJ銀行を含む民間金融機関との協調融資により実施するものです。
契約相手先 JBIC融資金額 協調融資総額 (1) 住友商事 1,216百万米ドル限度 2,027百万米ドル (2) SMFL 約266百万米ドル限度 約444百万米ドル -
本件は、住友商事、およびSMFLの傘下にあるアイルランド法人SMBC Aviation Capital Limited(以下「SMBC AC」)等が行う、アメリカ合衆国法人Air Lease Corporation(以下「Air Lease」)の買収に必要な資金の一部を融資するものです。
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航空機は、国際旅客輸送のみならず、半導体・医薬品など重要貨物の輸送にも不可欠な社会インフラです。航空機リース会社は世界の民間航空機の約半数を保有しており、エアラインに対する航空機の安定的な提供を通じて経済安全保障上重要な役割を担っています。こうした中、住友商事およびSMFLは、2025年3月時点で保有・管理・発注機材数において世界第2位の規模を有するSMBC AC(顧客ネットワーク:50ヶ国105社)を通じて航空機リース事業を展開しています。買収先であるAir Leaseは、世界第4位(同:57ヶ国112社)の規模を有する大手航空機リース会社です。
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今般、Air Leaseを買収することで、住友商事およびSMFLの保有・管理・発注機材数はSMBC ACとの合算で世界トップクラスの規模となり、業界内における地位向上に寄与します。なお、買収後の新社名はSumisho Air Leaseとなります。本融資は、こうした住友商事およびSMFLの海外でのM&Aを金融面から支援するものであり、日本企業が展開する航空機リース事業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。加えて、本融資は、航空機リース会社を支援することで、国際的な輸送インフラの強化を通じて、我が国の経済安全保障にも寄与します。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業のM&Aを含む海外事業展開を金融面から支援していきます。





