2022年10月10日、株式会社国際協力銀行(JBIC)総裁の林は、フランスのパリで開催されたClean H2 Infra Fundのクロージングイベントに参加しました。
本イベントは、2022年3月にJBICが出資参画したファンドClean H2 Infra Fund S.L.P*1のファイナルクローズを記念して、ファンドの運営会社Hy24社の主催で開催されたものです。本ファンドは、全世界の水素関連事業を投資対象として設立されたもので、イベントでは、ファンドのLP投資家や業界関係者の間で水素関連分野の課題や将来の展望に関する意見交換が行われました。TotalEnergies社らが登壇したパネルディスカッションでは、総裁の林より水素・アンモニアのグローバルなサプライチェーン整備の重要性、また、JBICとして柔軟かつ大胆なファイナンスによる民間投資の後押しを通じた水素・アンモニアのサプライチェーン実現への貢献について言及しました。

JBICは今後も日本の公的金融機関として、出資機能を含む多様な金融手法を活用して、水素サプライチェーン全体を支援し、脱炭素化への取り組みに貢献していきます。
注釈
- *1
詳細は2022年3月7日付プレスリリースをご覧ください。