- 地域: アフリカ
- 資源
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2014年10月1日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、9月30日、モザンビーク共和国(以下「モザンビーク」)鉱物資源省との間で、モザンビークで日本企業が関与する資源関連プロジェクトの実現に向けた情報・意見交換及び案件形成協力等を目的とする覚書を締結しました。
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モザンビークは天然ガス、石炭等のエネルギー・鉱物資源が豊富であり、日本企業は、かかる資源関連プロジェクトへの参画に対して高い関心を寄せています。2014年1月安倍内閣総理大臣のモザンビーク訪問時には、「日モザンビーク『友情』(AMIZADE)」パートナーシップに基づく「日モザンビーク天然ガス・石炭発展イニシアティブ」が両国で合意され、今後資源関連プロジェクトを推進する投資環境整備等を進めることとなりました。
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JBICは、2013年10月マプトにおいて、モザンビーク政府及び政府機関向けに天然ガス開発等の事業にかかるプロジェクト・ファイナンスのワークショップを実施して、同国のキャパシティビルディング支援を行っています。本覚書の締結は、モザンビーク鉱物資源省との間で更なる情報・意見交換、キャパシティビルディング及び案件形成協力等の枠組みの構築に資するもので、上記の両国間のイニシアティブの下、資源関連プロジェクトが進展し、日本の資源・エネルギーの調達先多角化及び日本企業によるモザンビークにおける同分野での事業展開に貢献することが期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした初期段階からの案件形成支援の取組みを通じて、日本企業によるエネルギー・鉱物資源の確保やモザンビークでのビジネス展開を支援していきます。