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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、2月29日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社テイクロ(本社:愛知県、代表取締役社長:市川 貴浩、以下「テイクロ」)との間で融資金額1,000千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は1,449千米ドル相当です。
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本件は、テイクロのインドネシア共和国(以下「インドネシア」という。)法人PT. TEIKURO ENGINEERING INDONESIA(以下「TEI」という。)が行う自動車用金型等の表面処理加工業に必要な資金をテイクロに対して融資するものであり、工場の設備の増設に充てられるものです。
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テイクロは、めっき加工事業を手掛ける中小企業であり、ASEAN市場の拡大等を背景に自動車関連市場の拡大が期待されるインドネシアにおける加工拠点として、2015年にTEIを設立しました。テイクロは、TEIを通じインドネシアでの販路の拡大を企図しており、本融資はこうしたテイクロの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、インドネシア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。