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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、2月29日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社タイカ(本社:東京都、代表取締役社長:鈴木 大登、以下「タイカ」)との間で、融資金額4,200千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は8,400千米ドルです。
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本件は、タイカが出資するメキシコ合衆国(以下「メキシコ」)法人Hirotai Automotive Trim S.A. de C.V.(以下「HTM」)がメキシコのグアナファト州で行う自動車用部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
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タイカは、多機能素材の製造・販売及び自動車用部品への曲面印刷加工事業等を行う中小企業であり、北米の経済成長や自動車市場の拡大を背景に、自動車用部品の生産拠点として需要拡大が見込まれるメキシコにおいて、2015年4月HTMを設立しました。タイカはHTMによる現地生産を通じた事業の拡大を企図しています。本融資は、こうしたタイカの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、メキシコ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。