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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、株式会社キーレックス(本社:広島県、代表取締役社長:岩尾 満、以下「キーレックス」)のタイ王国(以下「タイ」)法人であるSUMMIT KEYLEX (THAILAND)CO., LTD.(以下「SKT」)との間で、融資金額約185百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は約264百万タイ・バーツです。
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本件は、SKTがタイ中部のチョンブリ県において行う自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、工場の建設及び設備の導入に充てられるものです。
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キーレックスは、自動車車体部品及び車両部品の製造・販売事業を行なう中小企業であり、2013年2月にSKTを設立しました*2 。経済成長等を背景に今後も自動車部品の需要拡大が見込まれるタイにおいて、キーレックスは自動車部品市場のシェア拡大を企図しています。本融資は、こうしたキーレックスの海外事業展開をタイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融ツールを活かした案件形成やリスクテイク機能を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 なお、本行は2014年1月にもSKTの設立にかかる資金としてキーレックスとの間で7億円の貸付契約を締結しています。詳しくは2014年1月22日付プレスリリースをご参照下さい。