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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、ゼノー・テック株式会社(本社:岡山県、代表取締役:岸本 泰博、以下「ゼノー・テック」)との間で、融資金額200百万円(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社百十四銀行及び株式会社中国銀行との協調によるものです。
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本件は、ゼノー・テックが子会社であるインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT. ZENO TECH INDONESIA(以下「ZTI」)を設立し、粉末冶金金型製造・販売事業を行うために必要な資金をゼノー・テックに対して融資するものです。
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ゼノー・テックは、1991年に創業し、粉末冶金金型や冷間鍛造金型を主力製品とする中小企業です。ゼノー・テックは、2014年に、自動車や自動二輪車等の需要拡大が見込まれるインドネシアにおいてZTIを設立し、高品質の金型を実現する高い技術力を活かし、現地での生産を通じた粉末冶金金型の海外シェアの獲得を企図しています。本融資は、こうしたゼノー・テックの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、インドネシア等の成長市場における、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。