- 地域: 北米
- 一般製造業・サービス業
- 投資金融
2015年4月1日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、3月30日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社三井住友銀行(以下「SMBC」)との間で、株式会社イマジカ・ロボット ホールディングス(以下「イマジカ」)による米国法人SDI Media Central Holdings Corp.(以下「SDI社」)の共同買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICがSMBCとの間で締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、SMBCを通じて融資を行うものです。
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SDI 社は、主に米国の大手放送局、映画会社及び制作会社に対して、映像コンテンツを世界中の国々へ流通させるための吹替えや字幕付け等のサービスを提供しています。SDI社の対応可能言語は80 カ国語以上にわたり、欧米やアジアなど全世界37 カ国で事業を展開しています。イマジカはこれまで映像関連の商品・サービスを主に日本国内の放送局、映画会社及び制作会社等に提供する事業を展開してきましたが、本買収により、幅広い地域での吹替え事業や字幕付け等のサービスが可能となることを通じて、映像コンテンツの企画・制作・流通をグローバルに展開する顧客企業のニーズに応える事業体制を構築していくことを企図しています。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。