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2015年4月30日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社グラセル(本社:大阪府、代表取締役社長:谷村 敏昭、以下「グラセル」)との間で、融資金額計4,620千米ドル(JBIC分)の貸付契約2件を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は6,603千米ドル相当です。
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本件は、グラセルのタイ王国(以下「タイ」)法人GLASEL(THAILAND) CO., LTD.(以下「GTCL」)が行う化粧品容器の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
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グラセルは、1960年創業の中小企業であり、化粧品をはじめ、医薬品、試薬、健康食品など多分野にわたる容器の企画・デザイン・販売を手掛けています。グラセルは、経済発展に伴い中間所得層が台頭しつつあるASEANにおける、化粧品関連市場シェアの取り込みを企図し、GTCLを設立しました。本融資は、こうしたグラセルの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。