- 地域: アジア
- 一般製造業・サービス業
- 投資金融
2015年6月26日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社三菱東京UFJ銀行及び株式会社三井住友銀行との間で、シロキ工業株式会社(以下「シロキ」)によるインド法人Shiroki Technico India Private Limited (以下「STI」)の株式取得に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが両行との間でそれぞれ締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、両行を通じて融資を行うものです。
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シロキは、自動車のシートリクライナーやアジャスタ、ウィンドレギュレータ*2等の車体外装品の開発・製造・販売を国内外で展開する自動車部品サプライヤーです。シロキは、STIの株式取得を通じて、インド国内におけるウィンドレギュレータ・シートデバイス事業(以下「本事業」)の販売網を獲得・活用し、今後も成長が見込まれるインド自動車市場における本事業の更なる拡大を企図しています。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 ウィンドレギュレータとは、自動車のドアの内張り部分に位置し、昇降機能によって窓ガラスの上下を調整し、窓を開閉する機能を持った機構のことです。