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- 投資金融
2015年11月27日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、26日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、大阪製鐵株式会社(以下「大阪製鐵」)のインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT Krakatau Osaka Steel (以下「KOS」)との間で、融資金額11.5百万米ドル限度(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行(幹事行)及び株式会社みずほ銀行との協調融資であり、協調融資総額は115百万米ドルです。
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本件は、大阪製鐵が80%、インドネシアの国営製鉄会社であるPT KRAKATAU STEEL (Persero) Tbk (以下「クラカタウ」)が20%出資するKOSが実施する、建設用鋼材である中小形形鋼、鉄筋棒鋼及び平鋼の製造・販売事業(生産能力:50万トン/年)に必要な資金を融資するものです。
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インドネシアではインフラ整備の進展に伴い、建設用鋼材市場の中長期的な成長が見込まれています。大阪製鐵はクラカタウとの合弁事業を通じて建設用鋼材の現地生産化を行うことで、インドネシア現地における販売基盤の拡充を目指しています。また、本事業は大阪製鐵にとって初めての海外製造拠点設立事業となります。本融資は、このような大阪製鐵の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。