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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、30日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社みずほ銀行、株式会社横浜銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社りそな銀行及び三井住友信託銀行株式会社の各金融機関との間で、株式会社レインズインターナショナル(以下「レインズ」)による、アメリカ合衆国法人Reins International(USA)Co., Ltd.(以下「Reins USA」)の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが各民間金融機関との間でそれぞれ締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、各民間金融機関を通じて融資を行うものです(買収総額約86百万米ドルに対し、JBIC融資承諾額30百万米ドル限度)。
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Reins USAは、北米において焼き肉レストランの直営店舗及びフランチャイズ店舗の運営を行う企業であり、元々はレインズと同じ企業グループに属していましたが、買収以前の資本関係はありません。レインズは、現在はレストラン・居酒屋等の運営や食品の製造・販売等を行う株式会社コロワイド(以下「コロワイド」)の子会社であり、飲食店の経営やフランチャイズチェーン加盟店の募集及び加盟店の経営指導等を行っています。レインズは本買収を通じて、北米における事業基盤を充実化させることにより、巨大な外食マーケットを持つ北米での直営店舗出店の加速とフランチャイズ事業の拡大を推進し、コロワイドグループ全体での海外展開を一層強化することが可能となります。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
- JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2016年6月21日付お知らせをご参照下さい。