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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社三菱東京UFJ銀行及び三井住友信託銀行株式会社の各民間金融機関との間で、パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社(以下「パナソニック ヘルスケアHD」)による、ドイツ連邦共和国法人Bayer Aktiengesellschaft(以下「Bayer AG」)の糖尿病ケア事業の譲受に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが各民間金融機関との間でそれぞれ締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、各民間金融機関を通じて融資を行うものです。
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Bayer AGは125カ国以上において、糖尿病患者および医療従事者向けにパナソニック ヘルスケア製品を含む血糖値測定システムを製造・販売する糖尿病ケア事業を展開してきました。パナソニック ヘルスケアHDは本買収を通じ、Bayer AGのグローバルな顧客網及び販売網を自社に取り込むことにより、今後糖尿病患者の増加が見込まれる中低所得国等における事業拡大を目指しつつ、糖尿病ケア・ソリューションをグローバルに提供するプラットフォームを創出することを企図しています。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
- JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。