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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、株式会社三菱東京UFJ銀行(以下「BTMU」)との間で、ヤンマー株式会社(以下「ヤンマー」)によるドイツ連邦共和国法人RMB AG(以下「RMB」)の買収に必要な資金の一部に係る貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICがBTMUとの間で締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、BTMUを通じて融資を行うものです。
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RMBは、欧州を主な仕向地としてマイクロコージェネレーションシステム*2 (以下「マイクロコージェネ」)の開発、製造及び販売事業を展開しています。ヤンマーは、本買収を通じて、RMBとの強固なパートナーシップを構築することにより、同社を海外向けマイクロコージェネの開発・生産拠点及び欧州における販売拠点として、優れたエネルギー効率を誇るマイクロコージェネ事業の更なる拡大を企図しています。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 環境負荷の低いエネルギーで発電し、その際発生する熱を給湯や冷暖房に有効利用することで、エネルギーロスを軽減するシステムのことです。