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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、丸久株式会社(本社:徳島県、代表取締役社長:平石公宣、以下「丸久」)との間で、融資金額2,800千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるものです。
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本件は、丸久の子会社であるバングラデシュ人民共和国(以下「バングラデシュ」)法人MARUHISA PACIFIC CO., LTD. (以下「MPC」)が衣料品の製造・販売事業を行うために必要な資金を、丸久に対して融資するものであり、MPCの追加設備投資に充てられるものです。
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丸久は、昭和34年創業の子供服・婦人服・紳士服等の製造・販売を行う中小企業です。商品企画から製造に至る行程を一貫して行う自己完結型のメーカーとしての強みを持ち、2009年にMPCを設立しました。丸久は、今般MPCの生産能力を増強することで、今後も衣料品の需要が旺盛な欧州市場への販路拡大を企図しています。本融資は、こうした丸久の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、バングラデシュ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2016年6月21日付お知らせをご参照下さい。