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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、19日、株式会社桜井(本社:愛媛県、代表取締役:越智 均、以下「桜井」)との間で、融資金額420百万円(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社あおぞら銀行及び株式会社伊予銀行との協調融資によるものです。
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本件は、桜井のベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)法人SAKURAI VIETNAM CO., LTD. (以下「SV」)が衣料品の製造・販売事業を行うために必要な資金を、桜井に対して融資するものであり、SVの追加設備投資に充てられるものです。
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桜井は、衣料品の縫製加工技術に強みを持つ昭和55年の中小企業であり、大手日系衣料品メーカーが販売する下着を中心とした衣料品の縫製加工を担っています。桜井は、2008年にSVを新設し、今般その生産能力を増強することで、今後市場の拡大が見込めるアジアへの事業の拡大を企図しています。本融資は、こうした桜井の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、ベトナム等の成長市場における、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。