三井住友ファイナンス＆リース株式会社のシンガポール共和国法人向け投資クレジットライン設定
ファイナンス・リースを活用した中堅・中小企業の海外展開支援

• 地域: アジア
• 一般製造業・サービス業
• 中堅・中小企業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：近藤 章）は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」^*1 の一環として、三井住友ファイナンス＆リース株式会社（以下「SMFL」）のシンガポール共和国法人Sumitomo Mitsui Finance and Leasing (Singapore) Pte. Ltd.（以下「SMFLS」）との間で、融資金額21百万米ドル（JBIC分）を限度とする、中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットライン設定のための一般協定を締結しました。
     
2. 本件は、日本の中堅・中小企業の海外現地法人がベトナム等で行う事業のために、SMFLSが設備等のファイナンス・リース等を提供する際の必要資金を対象としたクレジットラインを設定するものです。
     
3. 近年、ベトナム等では、安定的な経済成長を背景に、日本企業の進出が堅調に伸びており、中堅・中小企業の投資意欲も高まっています。これに伴い、同国等における日本の中堅・中小企業の設備投資において、ファイナンス・リース等の利用に関する関心・需要も高まってきています。こうした中、JBICは中長期の米ドル建資金をSMFLSに提供することで、日本の中堅・中小企業との幅広い取引関係を有するSMFLと連携しつつ、これら中堅・中小企業の海外事業展開を迅速に支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、日本の産業の国際競争力の維持・向上の観点から、ベトナム等の成長市場における、中堅・中小企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2016年6月21日付お知らせをご参照ください。