メキシコ合衆国において日本企業が実施する自動車部品等の製造・販売事業に対する融資
海外展開支援融資ファシリティを活用し、中堅・中小企業による海外事業展開を支援

• 地域: 中南米
• 一般製造業・サービス業
• 中堅・中小企業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：近藤 章）は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」^*1を活用し、株式会社テージーケー（本社：東京都、代表取締役：清宮 仁、以下「テージーケー」）との間で、貸付契約2件を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるものです。
     
2. 本融資は、テージーケーのメキシコ合衆国法人TGK MÉXICO, S.A. DE C.V.（以下「TGKM」）が実施する自動車部品等の製造拠点の設立に必要な資金をテージーケーに対して融資するものです。
     
3. テージーケーは、自動車部品等の製造・販売を手掛ける中堅企業であり、2016年に製造拠点としてメキシコ合衆国にTGKMを設立しました。北米の自動車市場において自動車部品等の需要が高まる中、テージーケーは、TGKMの設立を通じて新たな生産拠点を確保することで、更なる事業拡大を企図しています。本融資は、こうしたテージーケーの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活かした案件形成やリスクテイク機能等を通じ、メキシコ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2016年6月21日付お知らせをご参照ください。