三菱UFJリース株式会社のインドネシア共和国法人向け投資クレジットラインに基づく個別契約を締結
成長投資ファシリティにより、ファイナンス・リースを活用した中堅・中小企業の海外事業展開を支援

• 地域: アジア
• 一般製造業・サービス業
• 中堅・中小企業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：前田 匡史）は、本日、三菱UFJリース株式会社のインドネシア共和国（以下「インドネシア」）法人PT. Mitsubishi UFJ Lease & Finance Indonesia（以下「MULI」）との間で、融資金額約690千米ドル（JBIC分）を限度とする貸付契約を締結しました。本融資はMULIと締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットライン^*1に基づく個別契約です。なお、本融資は、「成長投資ファシリティ^*2/海外展開支援ウインドウ」のもとで、民間金融機関との協調融資により実施されるもので、協調融資総額は約986千米ドルです。
     
2. 本融資は、水島プレス工業株式会社（本社：岡山県）のインドネシア法人であるPT MIZUSHIMA METAL WORKS INDONESIAが実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な設備を、MULIからファイナンス・リースで調達する際に必要な資金に充てられます。
     
3. 日本の中堅・中小企業はインドネシアにおいて高い投資意欲を示しています。これに伴い、同国における中堅・中小企業の設備投資においてもファイナンス・リースの利用に関する関心・需要が高まっています。本融資は、MULIと締結済のクレジットラインに基づき、中堅・中小企業がインドネシアにおいて行う事業に必要な中長期資金をMULIに提供することで、日本の中堅・中小企業の海外における事業展開を迅速に支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、日本の産業の国際競争力の維持及び向上の観点から、中堅・中小企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2018年12月12日付プレスリリースをご参照ください。
2. *2 
   2020年1月31日付お知らせをご参照ください。