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インドネシア共和国において日本企業が実施するアクリル酸等の製造・販売事業に対する融資
質高インフラ環境成長ファシリティの一環として、日本の化学産業の海外事業展開を支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 投資金融
2019年5月13日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、4月26日、「質高インフラ環境成長ファシリティ」(QI-ESG)*1の一環として、株式会社日本触媒(以下「日本触媒」)のインドネシア共和国法人PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA (以下「NSI」)との間で、融資金額96百万米ドル限度(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、民間金融機関との協調融資によるもので、協調融資総額は200百万米ドルとなります。
      
  2. 本件は、NSIがインドネシア・ジャワ島西部にあるバンテン州チレゴンにおいて行うアクリル酸等の製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、生産能力の増強及び既存設備の効率化に充てられるものです。アクリル酸は、主に紙おむつや生理用品等に用いられる高吸水性樹脂(以下「SAP」)や、粘接着剤や塗料等に用いられるアクリル酸エステル(以下「AES」)の原料として利用されています。
      
  3. 近年の堅調な経済成長を背景に、アジア地域を中心にアクリル酸、AES及びSAPの需要は堅調に伸びていく見込みであり、中でもアクリル酸の需給はタイト化が進んでいます。日本触媒は1996年にNSIを設立して以来、同社におけるアクリル酸、AES及びSAPの生産体制を順次整備・拡充してきましたが、足許の需給状況・見通し等も踏まえ、今般、アクリル酸の生産能力の増強等を決定したものです。また、本件投資においては、アクリル酸の製造過程で発生する排熱を利用するとともに、既存設備の改修等を通じ、工場内でのエネルギー使用の効率化を行います。本融資は、こうした日本触媒の海外事業展開を支援するものであり、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するとともに、排熱の有効活用や設備改修によるエネルギー使用の効率化を通じ、地球環境保全に貢献するものです。
      
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
  1. *1 
    2018年6月28日付お知らせをご参照下さい。

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