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中華人民共和国において日本企業が実施するプリント基板の製造・販売事業に対する融資
中堅・中小企業の海外事業展開を支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
2019年6月21日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、20日、堅田電機株式会社(本社:滋賀県、代表取締役副会長:小林 浩司、以下「堅田電機」)の中華人民共和国(以下「中国」)法人KATATA ELECTRIC (KUNSHAN) CO., LTD.(以下「KEK」)との間で、融資金額2,500千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社滋賀銀行等との協調融資によるものです。
      
  2. 本件は、KEKが中国の江蘇省で行うプリント基板の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、工場の増設に充てられるものです。
      
  3. 堅田電機は、主にエアコン等家電製品等に用いられるプリント基板の製造を行う、1969年設立の中小企業です。多くの日系家電メーカーが製造拠点を置く中国にて、2005年に製造拠点としてKEKを設立しており、今次工場の増設により、中国における品質及び生産効率の向上を企図しています。本融資は、こうした堅田電機の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
      
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、中国等の成長市場において、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
      

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