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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、三菱UFJリース株式会社のタイ王国(以下「タイ」)法人Bangkok Mitsubishi UFJ Lease Co., Ltd.(以下「BMUL」)との間で、融資金額約571千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。これは、BMULと締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットライン*1に基づく個別契約です。なお、本融資は、民間金融機関との協調融資によるもので、協調融資総額は約839千米ドルです。
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本融資は、ヤマトエスロン株式会社(本社:大阪府)のタイ法人であるYamato-Esulon (Thailand) Co., Ltd.が実施する合成樹脂製品の製造・販売事業に必要な設備を、BMULからファイナンス・リースで調達する際に必要な資金に充てられます。
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日本の中堅・中小企業はタイにおいて高い投資意欲を示しています。これに伴い、同国における中堅・中小企業の設備投資においてもファイナンス・リースの利用に関する関心・需要が高まっています。本融資は、BMULと締結済のクレジットラインに基づき、中堅・中小企業がタイにおいて行う事業に必要な中長期資金をBMULを通じて機動的に供給することで、日本の中堅・中小企業の海外における事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、日本の産業の国際競争力の維持及び向上の観点から、中堅・中小企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
2018年12月12日付プレスリリースをご参照ください。