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ミャンマー連邦共和国において日本企業が実施する物流施設開発・運営事業に対する融資
成長投資ファシリティにより、中堅・中小企業による海外事業展開を支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
 2020年9月30日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、株式会社フクダ・アンド・パートナーズ(本社:東京都、代表取締役社長:福田 哲也、以下「F&P」)との間で融資金額2,300千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、「成長投資ファシリティ*1」を活用し、株式会社みずほ銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は3,300千米ドルです。
      
  2. 本件は、F&Pのミャンマー連邦共和国(以下「ミャンマー」)法人FLP THARKAYTA CO., LTD. (以下「FLP」)が行う、冷凍冷蔵物流施設の開発・運営に必要な資金をF&Pに対して融資するものです。
      
  3. F&Pは、設計・監理業務、プロジェクトマネジメント業務を主たる業務とし、建設・不動産事業の専門性を顧客のニーズに応じカスタマイズして提供している中小企業です。対象施設を物流施設、商業施設に特化していることも同社の特色です。ミャンマーには2014年に進出し、ミャンマーの経済成長に伴うコールドチェーン需要の拡大を見込み2018年6月にFLPを設立、同国における冷凍冷蔵物流施設の開発・運営事業を行っています。今後も更なる事業拡大を計画しており、本融資は、こうしたF&Pの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
      
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、ミャンマー等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
      
注釈
  1. *1 

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