- 地域: 北米
- その他
- 出資
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、14日、英領ケイマン諸島籍のGeodesic Capital Partners II, L.P.が運営するファンドGeodesic Capital Fund II, L.P.(以下「本ファンド」)に関する出資契約を締結しました。なお、JBICは2018年3月にGeodesic Capital Fund I-S, L.P. *1と出資契約を締結しており、本出資は同ファンドに続く第2号案件となります。
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本ファンドは、米国シリコンバレーを中心とした先端技術を有する企業を投資対象とするベンチャーキャピタルファンドであり、JBICの他、SOMPOホールディングス株式会社、株式会社三井住友銀行、三菱商事株式会社等が出資参画します。
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日本企業は、外部リソースの活用と自社が持つ技術・経験の組み合わせにより新たな付加価値創造や既存業務の効率化を行うオープン・イノベーションの取り組みを推進しています。その一環として、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にも注力しており、このような取り組みは新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて加速しています。
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本ファンドは、米国シリコンバレー等の先端技術を有する企業向け投資を行うほか、本ファンドの戦略投資家である日本企業と先端技術を有する企業との事業提携や資本提携を促進する戦略支援サービスを提供するものであり、本出資は日本企業の国際競争力の維持及び向上に貢献することが期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、出資機能を含む多様な金融ツールを活用し、日本の産業の国際競争力の維持・向上を積極的に支援していきます。
注釈
- *1
2018年3月22日付プレスリリースをご参照ください。