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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、三和パッキング工業株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:宮川 博至、以下「三和パッキング」)との間で、融資金額210万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は300万米ドル相当です。
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本件は、三和パッキングのメキシコ合衆国法人であるSanwa Packing Industry Mexico S.A. de C.V.(以下「SPM」)が金属部品の製造・販売事業を行うために必要な資金を、三和パッキングを通じて融資するものです。SPM向け融資としては、2019年8月及び12月の工場建設資金等に対する融資*1に続くものです。
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三和パッキングは、1945年の創業以来、自動車、航空機、農機、船舶、産業機器等、幅広い分野でヒートインシュレーター、ガスケット、エアバッグフィルター等を製造・販売する中小企業です。同社は、自動車を中心として成長が見込まれる北米市場シェアの取り込みを企図し、2019年にSPMの工場新設を決定し、更なる事業拡大を目指しています。本融資は、こうした三和パッキングの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携し、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
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