三井物産株式会社のイタリア共和国法人が実施する油田開発事業に対する資金を融資
日本のエネルギー資源確保に貢献

• 地域: ヨーロッパ
• 資源
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：前田 匡史）は、本日、三井物産株式会社（以下「三井物産」）との間で、融資金額180百万米ドル（JBIC分）を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、民間金融機関との協調融資によるもので、協調融資総額は約301百万米ドル相当です。
     
2. 本件は、三井物産が出資するイタリア共和国法人Mitsui E&P Italia A S.r.l.（以下「MEPIT」）が権益を保有するテンパロッサ油田（以下「本プロジェクト」）開発事業に必要な資金を融資するものです。JBICは、本プロジェクトに関して、2013年11月にMEPITとの間で貸付契約を締結しています^*1。
     
3. 本融資を通じ、三井物産の油田開発事業を支援することは、日本企業による自主開発の推進に繋がるものであり、日本のエネルギー安全保障に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、日本企業によるエネルギー資源の開発をサポートし、日本のエネルギー資源の安定供給確保に金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2013年11月19日付お知らせをご参照ください。