タイ王国において日本企業が実施する自動車部品及び家電製品等のワイヤーハーネスの製造・販売事業に対する融資
中堅・中小企業の海外事業展開を地域金融機関と連携して支援

• 地域: アジア
• 一般製造業・サービス業
• 中堅・中小企業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：林 信光）は、今般^*1、株式会社中静工業所（本社：静岡県、代表取締役社長：岩田 潔周、以下「中静工業所」）のタイ王国（以下「タイ」）法人Chusei (Thailand) Company Limited（以下「CTCL」）との間で、融資金額65百万円（JBIC分）を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社清水銀行との協調によるものです。
     
2. 本件は、CTCLがタイにおいて実施する自動車部品及び家電製品等のワイヤーハーネスの製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
     
3. 中静工業所は、1960年の設立以来、主に自動車部品及び家電製品等のワイヤーハーネスの製造・販売を行う中小企業であり、2006年にタイ現地法人CTCLを設立しました。CTCLは中静工業所唯一の海外製造拠点であり、同社を通じてさらなる事業拡大を目指しています。本融資は、こうした中静工業所の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   本貸付契約は2022年12月5日に締結済みですが、本日プレスリリースを行うものです。