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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、日本伸管株式会社(本社:埼玉県、代表取締役:細沼 直泰、以下「日本伸管」)のタイ王国(以下「タイ」)法人NIHON SHINKAN (THAILAND) CO., LTD(以下「NSKT」)との間で、融資金額29百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社武蔵野銀行との協調により実施するものです。
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本件は、NSKTがタイのアユタヤ県において実施するアルミ製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。日本伸管向けの融資としては、2018年3月及び2021年3月*1の融資に続くものです。
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日本伸管は、OA機器及び自動車部品等、様々な用途向けのアルミ製品の製造・販売を行う1967年設立の中小企業です。タイ及び周辺の東南アジア諸国では経済成長等を背景にOA機器及び自動車部品の需要が拡大しており、日本伸管はNSKTを通じて現地の日系OA機器及び自動車関連企業にアルミ製品の製造・販売を行っています。本件は、こうした日本伸管の海外事業展開をタイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
2018年3月14日付及び2021年3月26日付のプレスリリースをご参照ください。