- 地域: アフリカ
- 環境
- その他
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、27日、チュニジアで開催された第8回アフリカ開発会議(TICAD8)の機会を捉えて、西アフリカ地域の開発金融機関である西アフリカ開発銀行(Banque Ouest Africaine de Développement、略称:BOAD)との間で、西アフリカ諸国における地球環境保全に資するビジネスの促進を目的とする業務協力協定を締結しました。
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BOADは、西アフリカ経済通貨同盟(West African Economic and Monetary Union)の加盟国(コートジボワール共和国、ベナン共和国、セネガル共和国、ニジェール共和国、トーゴ共和国、ブルキナファソ、マリ共和国、ギニアビサウ共和国)によって設立された地域開発金融機関であり、加盟国の持続可能な開発と西アフリカの経済統合推進等をミッションとしています。
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JBIC及びBOADは、2019年8月に横浜で開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、日本と西アフリカ諸国のビジネス促進を目的とする業務協力協定*1を締結しました。本協定は、これまで構築してきた両機関の協力関係を一層強化するものであり、西アフリカ諸国の政治・経済情勢や、温室効果ガス排出削減を始め、環境保全効果のある潜在的な案件等に関する情報交換を通じた両者の関係強化を通じて、西アフリカ地域における日本企業が関与する環境保全に貢献するプロジェクトの形成に寄与することを目的としています。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、海外の地域開発金融機関等とも連携しつつ、アフリカにおける日本企業のビジネス機会の創出を支援していきます。
注釈
- *1
2019年8月30日付プレスリリースをご参照ください。