- 地域: 大洋州
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、オーストラリア連邦(以下「豪州」)法人Woodside Energy Group Ltd(以下「Woodside」)との間で、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素分野での連携強化及び協力促進等を目的とした包括戦略パートナーシップに関する覚書を締結しました。
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Woodsideは、世界的なエネルギー企業であり、豪州におけるLNG産業を主導してきました。豪州の主要LNGプロジェクトにおけるオペレーターとして、日本企業と協業しながら、Woodsideは30年以上に亘って日本へのエネルギー供給に貢献しています。現在は、水素・アンモニアのような新たなエネルギー分野や、CCUS*1を始めとする低炭素事業等においても投資を行っています。
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JBIC及びWoodsideは、2012年10月、LNG分野における協力促進等を目的とする包括戦略パートナーシップに関する覚書を締結しました*2。今般、現行の覚書締結から10年が経過し、改めて覚書の内容を再定義することになったものです。新たな覚書に基づく包括戦略パートナーシップでは、LNG分野に加え、水素・アンモニア、CCUS等の新たなエネルギー分野や低炭素事業における協業も強化することで、かかる分野における案件形成の促進を目指します。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、日本企業のビジネス機会の創出や、日本のエネルギー安定供給確保を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
CCUS (Carbon dioxide Capture, Usage and Storage)は、温室効果ガスとなる二酸化炭素を分離・回収し、有効活用、貯留する技術です。
- *2
2012年10月29日付プレスリリースをご参照ください。