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2022年度 国際協力銀行業務実績

  • 地域: その他
  • その他
2023年6月7日

株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、JBICの2022年度業務実績を以下のとおり公表しました。なお、地域別や金融目的別の実績、過去5年間の推移などについては、別添資料をご参照ください。

I. 出融資・保証業務

  • 2022年度のJBICの出融資・保証承諾額は、前年度比12.1%増の約2兆3,152億円となりました。
  • 2023年3月末時点の残高は、出融資残高が約15兆9,986億円、保証残高は約1兆5,376億円、合計約17兆5,362億円となりました。

II. 業務上の主な取り組み

2022年7月に創設した「グローバル投資強化ファシリティ*1」を通じて、日本企業による脱炭素化をはじめとする地球環境保全への貢献、及びサプライチェーン強靱化、質高インフラ展開や海外における新たな市場創出の支援に取り組みました。また、地球規模課題への対処として、脱炭素化社会の実現、水素・アンモニアといった次世代エネルギーの推進に向けて、海外の政府・政府機関等との関係強化に努めました。

1.日本の産業の国際競争力の維持及び向上への取り組み

日本企業の海外展開を支えるため、JBICは様々な金融手法を活用しながら、日本企業による海外市場獲得・サプライチェーンの維持・強化の支援に取り組み、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献しています。この分野における2022年度の出融資・保証承諾は、計124件、総額約1兆5,624億円となりました。

(1)日本企業の戦略的な海外事業活動を支援
日本企業による米国のアニメ配信企業や半導体関連企業等の買収に必要な資金を融資したほか、フィンテック分野のスタートアップによる米国の決済処理サービス事業会社の買収を共同出資の形で支援する等、様々な産業分野において、スタートアップを含む日本企業の海外M&Aを支援しました。また、日本企業のサプライチェーン強靱化支援として、日本企業が米国で実施する半導体のスパッタリング・ターゲット材の製造・販売事業及び日本企業がハンガリーで実施するリチウムイオン電池用カルボキシメチルセルロースの製造・販売事業等向けに融資を行いました。

(2)中堅・中小企業の海外事業展開を支援
JBICは、日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援を目的として、タイにおける食品加工機械の販売事業及びマレーシアにおけるリサイクルPET樹脂の製造・販売事業等、日本の地域金融機関との協調により、計64件、総額約98億円の融資・保証承諾を行いました。また、地域金融機関と連携し、中堅・中小企業の海外事業展開支援に資する情報発信等を多数行いました。

2.地球規模課題への取り組み

(1)地球環境保全効果が高い事業を支援
地球環境保全業務(GREEN)*2においては、サウジアラビア・エジプト間の国際連系線事業及びインドの廃棄物発電事業等に必要な資金を融資しました。この分野における2022年度の融資・保証承諾は計12件、総額約3,028億円となりました。

 (2)アジアのエネルギートランジションを支援
アジア地域においては、日本政府が掲げる「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想」に沿う形で、ホスト国政府等とのエンゲージメントに加え、インドネシア及びベトナム等の再生可能エネルギー等案件の組成を通じ、同地域の脱炭素化に向けた支援を強化しました。

 (3)次世代エネルギー分野の案件形成を支援
脱炭素社会実現の鍵として期待される水素・アンモニア等の次世代エネルギー分野の取り組みを強化するため、海外の政府・政府機関等との間で覚書を締結しました。

3.日本にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進への取り組み

資源の多くを海外輸入に頼る日本にとって、自主開発比率向上による中長期的な資源の安定確保・開発を進めていくことは重要な課題です。JBICは、資源の上流権益の獲得、調達先の分散化、資源国との関係強化等を通じて、資源の長期安定的な確保に金融面から貢献しています。2022年度においては、資源分野での取り組みとして、計6件、総額約4,297億円の融資承諾を実施しました。具体例として、カナダにおけるリサイクル資源である電気・電子廃棄物の権益取得に必要な資金等を融資しました。
 

4.日米豪・多国間連携

多国間連携としては、Quad 首脳合意に基づきインドの新型コロナウイルス感染症対策のためのヘルスケア関連事業を融資により支援しました。また、日米豪3カ国のパートナーシップの下、南太平洋島嶼国の通信会社の買収に必要な資金にかかる融資に対する保証を供与しました。

5.その他の取り組み

ウクライナ周辺国支援として、ポーランドの政府系金融機関との間でポーランド及びウクライナ周辺国におけるエネルギー安全保障強化等に向けた覚書、国際機関との間で中東欧地域におけるエネルギー・デジタル変革等に向けた覚書を締結しました。

2022年度のポストコロナ成長ファシリティ*3の融資・保証承諾実績は、計25件、総額約424億円、グローバル投資強化ファシリティの融資・保証承諾実績は、計91件、総額約2兆1,384億円となっております。

 

〔別 添〕
1.  出融資・保証総括表
2.  地域別・金融目的別承諾額
3.  国際協力銀行業務概況(過去5年間の推移)

注釈
  1. *1 
    202271日付お知らせをご参照ください。
  2. *2 
    20187月2日付お知らせをご参照ください。
  3. *3 
    2022630日をもって終了しました 。

  4.  
  5.  

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