ベトナム社会主義共和国において日本企業が実施する表面処理装置の製造・販売・メンテナンス事業に対する融資
中堅・中小企業の海外事業展開を地域金融機関と連携して支援

• 地域: アジア
• 一般製造業・サービス業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：林 信光）は、今般^*1、名西エンジニアリング株式会社（本社：愛知県、代表取締役社長：辻村 健二、以下「名西エンジニアリング」）のベトナム社会主義共和国（以下「ベトナム」）法人MEISEI ENG VIETNAM COMPANY LIMITED（以下「MEVCL」）との間で、融資金額35百万円（JBIC分）を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社愛知銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は50百万円となります。
     
2. 本件は、MEVCLがベトナムのドンナイ省において実施する表面処理装置の製造・販売・メンテナンス事業に必要な資金を融資するものです。
     
3. 名西エンジニアリングは、2014年に設立された中小企業であり、自動車部品を中心に工業生産品の表面処理装置の製造・販売・メンテナンスを実施しています。同社は、2020年に初の海外製造拠点としてベトナムにMEVCLを設立し、更なる事業拡大を図っています。本融資は、名西エンジニアリングの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携し、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。

注釈

1. *1 
   本契約は5月29日に締結済みですが、本日プレスリリースを行うものです。