インドネシア共和国において日本企業が実施する自動車整備及び販売事業に対する融資
中堅・中小企業の海外事業展開を地域金融機関と連携して支援

• 地域: アジア
• 一般製造業・サービス業
• 中堅・中小企業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：林 信光）は、本日、株式会社ゼニス（本社：滋賀県、以下「ゼニス」）との間で、融資金額50百万円(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社関西みらい銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は75百万円です。
     
2. 本件は、ゼニスのインドネシア共和国（以下「インドネシア」）法人PT. ZENITH AUTO GEMILANG（以下「ZAG」）が実施する自動車整備及び販売事業に必要な資金を融資するものです。ゼニス向けの融資としては、2020年7月^*1に続くものです。
     
3. ゼニスは滋賀県内で新車・中古車の販売事業及び自動車整備事業を行う中小企業です。インドネシアでは、国民の自動車保有率の増加に伴い、自動車の整備需要も増加しています。こうした中、ゼニスは既存の自動車整備事業に加えて販売事業にも参画することで、インドネシア国内市場におけるビジネス機会獲得を目指しています。本融資は、中堅・中小企業による海外事業に必要な資金を供給することで、中堅・中小企業の海外における事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携し、東南アジア地域などの成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2020年7月31日付プレスリリースをご参照ください。