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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、26日、株式会社タイトウトレーディング(本社:滋賀県、代表取締役:糟谷 仁志、以下「タイトウトレーディング」)の中華人民共和国(以下「中国」)法人Taitoh Machinery (Shanghai) Co., Ltd. (以下「TMS」)との間で、融資金額150百万円(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は株式会社りそな銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は250百万円です。
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本件は、TMSが中国において行う工場用設備の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
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タイトウトレーディングは、2000年設立の工場用設備の製造・販売事業を手掛ける中小企業です。液晶パネルや車載電池半導体等を製造する工場の生産ラインに組み入れられる搬送用装置をはじめ、各種装置部品の企画・設計・製造販売を行っており、同じく2000年には中国にTMSを設立しました。TMSは、主に日系現地法人向けに工場用設備を製造・販売しており、日本同等の品質レベルで設計・製造・納入・現地据付の工程を一貫して対応しています。本融資は、こうしたタイトウトレーディングの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、東アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。