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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、27日、三菱HCキャピタル株式会社のタイ王国(以下「タイ」)法人Bangkok Mitsubishi HC Capital Co., Ltd.(以下「Bangkok Mitsubishi HC Capital」)との間で融資金額10百万米ドル(JBIC分)を限度とする、中堅・中小企業の海外事業展開支援を目的とした投資クレジットライン(投資金融に基づく融資枠)設定のための一般協定を締結しました。本クレジットラインは民間金融機関との協調融資によるもので、協調融資総額は約14百万米ドルです。
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本件は、日本の中堅・中小企業の海外現地法人がタイ等で行う事業に対し、Bangkok Mitsubishi HC Capitalが設備等にファイナンス・リースを提供するための必要資金を対象としたクレジットラインを設定するもので、2014年4月、2017年6月、2018年12月および2023年1月に設定した投資クレジットライン*1に続く第5号案件です。
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Bangkok Mitsubishi HC Capitalは日本の中堅・中小企業と幅広い取引関係を有しています。ASEAN諸国におけるインフラ整備の進展などを背景に、これら中堅・中小企業が引き続きタイにおいて高い投資意欲を示すなか、同社はファイナンス・リース供与を通じて、同国における中堅・中小企業の設備投資に伴う資金調達手段の多様化に貢献しています。
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JBICは、中長期の米ドル建て資金をBangkok Mitsubishi HC Capitalに提供することで、Bangkok Mitsubishi HC Capitalと連携しつつ、日本の中堅・中小企業の海外事業展開を効果的に支援します。この支援は日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものであり、タイでの日本企業によるサプライチェーン強靱化に資するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、東南アジア等の成長市場における、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
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