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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、今般*1、インスタリム株式会社(本社:東京都、代表取締役CEO:徳島 泰、以下「インスタリム」)との間で、融資金額10百万円(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社みずほ銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は15百万円です。
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本件は、インスタリムがナイジェリア連邦共和国(以下「ナイジェリア」)において実施する3Dプリント義足等の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです*2。
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インスタリムは、独自開発の3D設計ソフトや3Dプリンタ・同材料(ひも状のプラスチック)を用いた義足の製造を行う中小企業者です。2017年設立のスタートアップ企業であり、AIを用いて患者に最適な形状の義足を設計しています。また、3Dプリンタによる製造の効率化によって、従来に比べ低コストで大量生産を可能にし、義足を必要としながらも購入することのできなかった人々にも義足を提供しています。従前のフィリピンおよびインドでの事業に加え、直近では復興支援の背景からウクライナでも義足の提供を開始しており、今般、医療機器等が普及していないアフリカ地域のひとつであるナイジェリアでの事業実施を決定しました。将来的に同国および近隣アフリカ諸国向けに事業展開を進める方針です。
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本融資は、インスタリムがナイジェリアにおいて新たに実施する3Dプリント義足等の製造・販売事業に必要な資金に充てられるものであり、こうしたインスタリムの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。また本事業を通じ、ナイジェリアにおける義足の供給不足の解決に貢献することが期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
本契約は2025年12月26日に締結済みですが、本日プレスリリースを行うものです。
- *2
同社向けの融資としては、2025年5月2日付プレスリリースの融資に続くものです。





