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地球環境保全業務の下でのトルコ産業開発銀行に対する第4次クレジットラインの設定
トルコにおける再生可能エネルギー事業、エネルギー効率化事業、送配電事業、水供給・水質汚染防止事業および廃棄物処理事業を支援

  • 地域: 中東
  • インフラ
  • 環境
  • 事業開発等金融
2026年6月15日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、12日、トルコ共和国(以下「トルコ」)の開発銀行であるトルコ産業開発銀行(Türkiye Sınai Kalkınma Bankası A.Ş.、以下「TSKB」)との間で、融資総額350百万米ドル(うちJBIC融資分175百万米ドル)を限度とするクレジットラインを設定しました。本件は、株式会社三菱UFJ銀行との協調融資により実施するものです。またJBICは、民間金融機関の融資部分に対し保証を提供します。
      
  2. 本クレジットラインは、地球環境保全業務(通称「GREEN」)*1の一環として、トルコにおける再生可能エネルギー事業、エネルギー効率化事業、送配電事業、水供給・水質汚染防止事業および廃棄物処理事業に必要な資金を、TSKBを通じて融資するものです。JBICは、同行向けに2015年3月以降過去3回にわたりクレジットラインを設定しており、前回のクレジットラインは2023年12月に設定しています*2
      
  3. トルコ政府は、天然ガスを中心とする燃料輸入による慢性的な経常赤字が同国の構造的な課題となっている中、2053年のカーボンニュートラル達成を目標に掲げ、再生可能エネルギーやエネルギー効率化に関する各種政策を推進しています。同時に、近年深刻化しているトルコ国内の水不足の課題に対して、水資源の効率的利用や排水再利用に向けた取り組みを進めています。このような中、TSKBは民間主導の開発銀行として、トルコの産業部門における地球環境保全に資する取り組みに対し金融面から積極的に支援しています。本件は、TSKBを通じ、特に産業部門における脱炭素化投資を促進し、トルコ政府の地球環境保全への取り組みを後押しするものです。
      
  4. JBICは、2024年6月に公表した第5期中期経営計画において、カーボンニュートラルと経済発展の統合的実現への貢献を取組目標に掲げています。また、2021年10月にESGポリシーを公表し、新興国・途上国における脱炭素社会の実現に向けたエネルギートランジションを加速させ、世界全体でのカーボンニュートラル実現に貢献できるよう取り組んでいます。本融資は、こうしたJBICの中期経営計画やESGポリシーにも沿った取り組みです。
      
  5. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、海外の政府系金融機関とも連携しつつ、さまざまな金融手法を活用した案件形成や、リスクテイク機能等を通じ、地球環境保全に向けた取り組みを金融面から支援していきます。
      
注釈
  1. *1 
    2018年7月2日付お知らせをご覧ください。
  2. *2 

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