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インドネシアの天然ガスセミナー開催に協力

【写真】  挨拶するMEMRのEvita氏 

2010年12月1日、インドネシア・ジャカルタで同国エネルギー鉱物資源省(Ministry of Energy and Mineral Resources : MEMR)が主催する天然ガスセミナーが開催されました。このセミナーは、国際協力銀行(JBIC)が同国政府と継続的に行っている財務政策対話の中で、同国の国内天然ガスサプライチェーン構築に向け、日本企業のビジネスモデルや技術を紹介するセミナーの開催を提案し、実現したものです。*1

セミナーには、インドネシア側からMEMRのほか、国家開発企画庁(Bappenas)や石油・ガス上流政策の実施機関であるBP MIGAS、国営石油会社、需要者である国営電力会社、地方政府など多くの関係機関が参加し、日本からは商社やエンジニアリング会社など多くの企業が参加しました。

セミナーでは冒頭、MEMR 石油・天然ガス総局長のEvita H. Legowo氏が挨拶を行い、本セミナーはインドネシアの天然ガス関連企業が外国企業から個別プロジェクトを想定した提案を直接聞くというインドネシアにとって初めての試みであり、非常にユニークな情報共有の取り組みであると評価。本セミナーがお互いのビジネスチャンス創出の機会となり得るとの認識を示しました。

【写真】  プレゼンテーションを行うJBICの東

続いてMEMRが国内の天然ガス埋蔵量やガス田開発状況、国内におけるガス需要の高まりにつき説明し、特に国内ガス田の大きな開発余地とその必要性を強調。その後、JBICアジア大洋州ファイナンス部長の東伸行がプレゼンテーションを行い、上流開発から発電、送電までのサプライチェーン全体での問題解決の重要性や、その中でも特に天然ガス分野については、日本企業の新規輸送技術や、プラント技術、環境技術を活用しつつ、適正な国内ガス価格を合わせて検討することで、未開発のまま残されている多くの中小規模ガス田の開発促進が可能とする提言を行いました。

その後、日本企業8社が具合的な開発分野、ガス輸送手法などについて発表。質疑応答では、圧縮天然ガス(CNG)輸送に関する技術的な質問やミニLNGプラントの建設コストなど具体的な質問が次々と寄せられ、インドネシア側の関心の高さが窺われました。

JBICは、今後もこのようなセミナー開催に積極的に協力し、資源・インフラ開発に関する日本の環境技術の普及やグローバルな環境問題への対応を支援していきます。

参考情報

注釈
  1. *1 インドネシアでは、豊富な天然ガスの賦存にもかかわらず国内供給体制が未整備なため、増大する電力需要等に活用されていないことが大きな課題となっています。他方、クリーンエネルギーである天然ガスの有効利用は、JBICが提唱する「成長と環境の両立」にも合致し、また優れた技術を有する日本企業のビジネス機会拡大にもつながることが期待できます。
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