

2021年1月29日、株式会社国際協力銀行(JBIC)マニラ駐在員事務所は、フィリピン日本人商工会議所、セブ日本人商工会議所、ミンダナオ日本人商工会議所との共催で、「フィリピンの2020年振り返りと展望ならびに海外投資動向セミナー」をオンラインにて開催しました。フィリピンに進出する日本企業等より総勢184名が参加しました。
フィリピン日本人商工会議所藤井副会頭による冒頭挨拶の後、Arthur D. Littleの祖父江パートナー・梅林プリンシパルより、フィリピンの2021年の展望に関する講演がありました。
続いて、JBICマニラ駐在員事務所の馬場首席駐在員より、ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現を図るために創設した「ポストコロナ成長ファシリティ」を紹介しました。その後、JBIC調査部の春日ユニット長および中原調査役より、第32回目となる「わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査(2020年度海外直接投資アンケート調査)」の結果報告を行いました。この報告では、事業展開先として中長期的に有望なフィリピンを紹介のうえ、フィリピンの投資環境上の課題および周辺各国との比較などについて、中長期的な視点から解説しました。
JBICでは、今後も日本企業の海外でのビジネス拡大に向けた情報発信等を積極的に行って参ります。

JBIC調査部春日ユニット長

JBIC調査部中原調査役