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2015年3月31日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社大洋発條製作所(本社:大阪府、代表取締役社長:橋本 大介、以下「大洋発條」)との間で、融資金額1,480千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は2,158千米ドル相当です。
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本件は、大洋発條のベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)法人VINA TAIYO SPRING CO., LTD.(以下「VTS」)が行う板ばね及び金属製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、工場の拡張・増設に充てられるものです。
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大洋発條は、1953年設立の各種薄板ばね及び精密プレス部品の製造・販売を手掛ける中小企業で、農機具、建機、文具、家電、自動車等幅広い分野の製品を製造しています。大洋発條は、経済成長を背景に自動車関連の需要拡大が見込まれるベトナムにおいて、今般、工場拡張及び設備増設を通じ、事業拡大を企図しています。本融資は、こうした大洋発條の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、ベトナム等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。