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2014年11月7日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、日下部電機株式会社(本社:兵庫県、代表取締役社長:日下部 良治、以下「日下部電機」)との間で、融資金額2,100千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は約3,000千米ドル相当です。
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本件は、日下部電機のインド法人KUSAKABE INDIA PRIVATE LIMITED(以下「KI」)が行う、パイプミルの製造・販売事業に必要な資金を日下部電機に対して融資するもので、本融資はKIの新工場建設に充てられます。
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日下部電機は、1916年創業の、パイプミルの製造・販売を行っている中小企業です。現地マーケットの今後の成長性や安価な労働力を背景に、鋼管メーカーを含め多くの日系企業がインドに進出している中、日下部電機は、世界各国からの需要のみならず、インドに進出している日系企業のパイプミル需要に応えるための海外生産拠点として、インド・アンドラプラデシュ州においてKIを設立し、KIを通じた現地での事業拡大を企図しています。本融資は、こうした日下部電機の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能を通じ、インド等の成長市場において中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。