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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、ハッソー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:山田 菊夫、以下「ハッソー」)との間で、融資金額3,500千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社千葉銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は5,000千米ドルです。
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本件は、ハッソーの中華人民共和国(以下「中国」)法人HASO SANITARY MATERIALS (SUZHOU) CO., LTD. (以下「HSM」)が行う、衛生・清掃用品の製造・販売事業に必要な資金をハッソーに対して融資するものであり、HSMの生産設備の増強に充てられるものです*2。
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ハッソーは、ほこり取りワイパーやウェットティッシュ等の衛生・清掃用品の製造・販売を手掛ける中小企業であり、2001年8月に製造・販売拠点として中国にHSMを設立しました。ハッソーは、HSMの生産能力を強化し、衛生志向が強く、衛生・清掃用品の需要拡大が見込まれる先進国等の日用品メーカーや小売企業等への販売を拡大することで、更なる事業拡大を企図しています。本融資は、こうしたハッソーの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、中国等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 なお、当行は2014年10月にもHSMの設備資金として1,400千米ドルの貸付契約を締結しています。詳しくは2014年10月17日付プレスリリースをご参照下さい。