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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行及び三菱UFJ信託銀行株式会社の各民間金融機関との間で、コニカミノルタ株式会社(以下「コニカミノルタ」)によるドイツ連邦共和国法人MOBOTIX AG(以下「MOBOTIX社」)の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが各民間金融機関との間でそれぞれ締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、各民間金融機関を通じて融資を行うものです。
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MOBOTIX社は、監視用ビデオシステムの製造・販売事業を欧州を中心に世界80ヶ国で展開しています。コニカミノルタは本買収を通じて、MOBOTIX社が持つ分散処理型IPカメラ*2 における画像データの圧縮及び解析技術を獲得し、コニカミノルタ独自の光学技術を活用した3Dレーザーレーダーや画像センシングシステムと組み合わせることで、今後成長が見込まれる介護分野向け等のソリューションサービス事業の基盤を強化することを企図しています。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 IPカメラとは、カメラ本体で画像処理を行うことでサーバー容量を低減し、コスト効率の高い監視用ビデオシステムのことです。