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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行及び株式会社三菱東京UFJ銀行との間で、株式会社リクルートホールディングス(以下「リクルート」)による、オランダ王国法人USG People N.V.(以下「USG社」)の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが各民間金融機関との間で締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、各民間金融機関を通じて融資を行うものです。
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USG社は、人材派遣サービスの市場規模が米国に次いで大きい欧州においてサービス展開している総合人材派遣会社です。リクルートは、人材領域(人材メディア事業、人材派遣事業)における海外事業の更なる拡大のため、積極的なM&Aによる事業基盤の拡大強化に努めています。リクルートは本買収により、従来は事業基盤を有していなかった欧州(オランダ、ベルギー、フランス、ドイツ)における人材派遣事業のノウハウや顧客基盤を獲得することを企図しています。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。